弁護士に依頼することで、早期に依頼者が納得のできる内容で調停が成立した事例
【属性】(依頼者)男性 40代 職業 自営
(相手方)女性 40代 職業 アルバイト
【未成年の子ども】3人
【同居・別居】別居1年
【解決までに掛かった期間】約5か月
【解決手段】調停 期日 4回
【依頼のきっかけ】
依頼者は、相手方の不貞行為を知った後約5か月の別居を経て離婚を決意し相手方に離婚を申入れたが相手方が離婚には応じるものの離婚条件の協議に応じないため、自分で離婚調停を申立てたが、やはり弁護士に依頼することが安心だと思い当職に調停代理を依頼された。
【弁護士の対応】
受任が第1回調停期日前であったため、速やかに裁判所に受任通知と委任状を提出し、第1回期日から調停に臨んだ。調停において、相手方が依頼者と子らの面会交流に消極的であることから、親権者を母とする条件として適切な面会交流が実施されることを主張し、先ずは面会交流についての話し合いを勧め、また相手方の主張する非現実的な養育に対し反論し、面会交流と養育費について依頼者が納得できる内容で合意形成した。その後、慰謝料と財産分与の話合いを行い、慰藉料については相手方の収入を勘案し金額を抑える(100万円とした)代わりに、依頼者に多額の預貯金があったが財産分与は行わないこととした(なお、依頼者名義の自宅については、当初から依頼者が、子らに相続させることを考え、相手方と子らが引き続き居住することを認めていた)。
【結果】
依頼者が納得のできる内容で調停が成立した。
【解決のポイント】
相手方が合理的な理由なく子らとの面会交流に消極的である場合や、高額な養育費を請求する場合には、調停を申立てることが早道である。また調停手続は自身で行うことも可能ではあるが、弁護士に依頼した方が、話し合いを順序立てて取り進めることができ早期解決につながる場合が多いだろう。
お客様アンケート
- 弁護士に依頼することで、早期に依頼者が納得のできる内容で調停が成立した事例
- 面会交流の調停を申立てて面会交流のやり方や内容について見直すことができた事例
- 激しいDVを行う夫から逃げてきた依頼者を守るため、早期にDV保護命令の申立を行った事例
- DV夫から親権と財産分与を獲得した事例
- 法外な請求を退け、浪費家の妻への財産分与額を2分の1以下で抑えた事例
- 不貞行為者(有責配偶者)からの離婚請求で、相手方・裁判官に精一杯の誠意を見せることで、離婚を成立させた事例
- 面会交流の調停を申し立てられた事案で、第三者機関の立会型の利用を条件として認めさせた事例
- 夫からの長年に及ぶ家庭内暴力(DV)に対して、離婚調停と子の監護者指定を申し立て、ほぼ依頼者の望み通りの結果で解決ができた事例
- 相手方の不貞行為責任を交渉材料とし、離婚条件において実質的な利益を得ることを優先した事例
- 親権者である元妻が死亡したため親権者変更をした事例
- 弁護士に依頼することで、早期に依頼者が納得のできる内容で調停が成立した事例
- 慰謝料請求の示談交渉において、相手方の資力を勘案するなど現実的な対応をした事例
- 不貞行為の慰謝料請求を受けたが、相手方夫婦の状況等事実関係で大きく金額が変わった事例
- 離婚訴訟において、子の福祉に資することを丁寧に説明し、面会交流を認めさせた事例
- 有責配偶者である夫からの離婚請求について、離婚後の生活に困らないだけの経済的補償を条件に離婚を成立させた事例
- 財産分与について、依頼者の寄与度を根気よく主張することで、7:3の割合で調停を成立させた事例
- 早急に子の監護者指定の申立てを行い、親権を獲得し、調停で離婚が成立した事例
- 協議で応じる態度がない相手方に対して、速やかに調停を申し立てることで解決できた事例
- 明確な離婚原因はなかったが、2回の調停で離婚を成立させた事例
- 法律上の離婚原因は乏しかったが、離婚調停に引き出すことにより、離婚を成立させた事例

当事務所では、離婚が成立しさえすればよいというのではなく、依頼された方の離婚後の生活がよりよいものになるように、常にそれを見据えながら離婚案件の処理を進めます。
ご相談される方の話を丁寧に聴いて状況を正確に把握したうえで、離婚原因の問題、お金の問題、子どもの問題、それら問題ごとにご相談される方の置かれた状況を整理し、将来も 見据えたBestな解決策を示します。