離婚とお金の問題
いざ離婚をしたいと考えたときに問題となるのが、お金の問題です。
離婚に際して生じるお金の問題としては、婚姻費用、財産分与、慰謝料、子供の養育費があります。
婚姻費用とは、夫婦が普通の社会生活をするために必要な一切の生計費をいいます。衣食住にかかる費用、交際費、医療費、未成熟の子(社会に出ていない子)の養育費、教育費などがこれにあたります。
財産分与とは、結婚してから夫婦が協力して築いた財産を離婚にあたって分配することをいいます。
慰謝料とは、離婚によって被る精神的苦痛による損害の賠償をいいます。
子供の養育費とは、未成熟の子が社会人として独立自活ができるまでに必要とされる費用をいいます。
以下、それぞれについて詳しく解説します、さらに相手方がそれらの支払いを約束したにも関わらず支払わない場合の強制執行について説明します。
弁護士による離婚動画解説(お金のこと)
当事務所では、離婚が成立しさえすればよいというのではなく、依頼された方の離婚後の生活がよりよいものになるように、常にそれを見据えながら離婚案件の処理を進めます。
ご相談される方の話を丁寧に聴いて状況を正確に把握したうえで、離婚原因の問題、お金の問題、子どもの問題、それら問題ごとにご相談される方の置かれた状況を整理し、将来も 見据えたBestな解決策を示します。